イタリア研修、6日目


どうも、千日前 バール スペッロ の南です!

この日はイタリアのパスタ工房のグラニャーノ社とポンペイ遺跡を見学です!
グラニャーノ社はカンパーニャの歴史あるパスタ造りにおいて品質と製造技術に絶対の自信を持つ名門でございます。


残念ながら日本には輸入されておらず

海外の小売店から取り寄せるしか入手方法がありません。


こちらではたくさんの種類のパスタが作られていて、なかなか日本でも見かけないものもしばしば…。
その次はポンペイ遺跡!

ポンペイは古代ローマ時代、優れた文明を持ち当時の貴族や富裕層の娯楽の場として栄えました。


ここにはローマで言うコロッセオのような物があり、そこで奴隷と猛獣を闘わせていたそうです。

前の方は貴族の指定席になっており、名前が彫られています。

そして、この闘技場の勝者には賞品としてワインが与えられたのだとか。
そのワインはこのポンペイで作られたもので

当時からブドウの栽培技術が優れていた事がわかります。

  

ここは現代で言う、バールのようなもの。

カウンターにある穴の中にブドウを潰して、

ブドウに付く酵母で発酵させていたのだとか。

道にも荷車が通る車道と人が歩く歩道がある事からも如何にポンペイが発達した文明であったかが伺えます!
当時にここで行われていたブドウ栽培を復活させたのが、マストロベラルディーノであります。


ブドウの木の植樹率や育て方は、発掘された跡から精密に復元されているそうです。
これだけの文明が日本の弥生時代よりも昔にあって、

ヴェスヴィオ火山の噴火により火山灰ですっぽり埋もれていたとは嘘みたいです…。